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てるてるぼうずのひとりごと「あした天気になあれ」

神戸市北区にある「はりきゅう専門治療院 てるてるぼうず」院長のひとりごと。  不妊治療・めまい・不眠をはじめとする自律神経失調疾患を得意としています。体のこと、毎日のたわいもないこと、感じたまま書いてます。

続く、おめでた報告♪ 

春ですね


こちら北区もちょっと肩の力を緩められるぐらいの春の陽気を感じられるようになってきました。


でも、まだまだ治療ベッドの電気毛布はかかせないですけどね(^_^;)


さて、前回から続けてのおめでた報告です


30代前半の女性。こちらもこの度タイミングで見事ご懐妊されました。


お若い年齢ながらAMHが低い、最近排卵がうまく行われないというご相談から治療が始まりました。


AMHとは、卵巣の中にこれから育つ可能性のある卵がどのぐらい残っているか?が分かる検査。


よくこの数字が低いと言われると皆さん大変なショックと相当な焦りを感じられてしまいますが、でもどうなのかな~?


あと、20回の生理回数分しか残ってないですよ、とかいう極端な残り数を表しているものではないのでしょう?


「残り少なくなってきていますね~」程度の受け止め方でいいんじゃないかなと思ったりしています。


それよりその卵のを、その卵の成長をどう阻害させないか、の方を重視した方が妊娠により早くちかづけるのではないかなと常思っています。


現に今回の患者さんの場合、日ごろから大変忙しくストレス多いお仕事柄。


まずは体が常々小さい声ながら一生懸命訴えていた日ごろの疲れをとってあげないと。


がちんこちんに凝り固まった体の緊張をとっていくことを最優先しました。


常緊張した体ではもともとよい卵の原始であってもほんの数か月の間でいくつかの壁にぶち当たって成長が阻まれていってしまいます。


数だけではなく、卵の成長するにあたっての環境を大切に考えないと。


この方、体の疲れを取っていくことでしだいに体全体の無理な緊張がとれていき、不妊治療開始1年半、鍼灸治療開始から3カ月で見事タイミングでの妊娠成功です。


今回は特に順調に進んだ例ですが、でも体のコンデイションが卵の成長に大きく影響しているのだなとあらためて感じさせられた症例であります。


やっぱり数より質、環境が一番


続いてほしいです、このおめでた報告皆さん、もう少しまっててね


Posted on 2013/03/07 Thu. 11:14 [edit]

category: 鍼灸(不妊)

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